にひきとふたり

日々の生活をゆるく綴っていきます

妊活 〜体外受精〜 ①オリエンテーションへ行く

人工授精を6回チャレンジしましたが赤ちゃんを授かることはできませんでした。

2年という時間が過ぎていき、35歳で始めた不妊治療でしたがもう37歳になりました。 

私も主人も2年前とは状況が違うことを痛感します。

人工授精のキャンセルと同時に体外受精へのステップアップを勧められました。 

私は主人の精子が少ない事に腹が立ち、いつもダラダラと長湯に浸かっている事を責め、2〜3日禁欲した新鮮なものを提出したのかなど、今思えばとてもひどい言葉を投げました。

そして病院の待合室のソファーに座りながら勝手に途方に暮れていたのですが、

主人は『体外受精も1回くらい挑戦してみる?』と、前向きに捉えてくれました。

さらには泌尿器科の受診も始めると言ってくれました。

(この時はクリニックの待合室でLINEでやりとりしていました) 

 

私が通うクリニックでは、体外受精の治療に入る前にオリエンテーションを受けることになっており、約1ヶ月後のオリエンテーションに予約しました。

 

オリエンテーション当日、会場に到着すると資料を手渡され、席に通されました。

40〜50組の夫婦が既に会場におり、満席とのこと。

オリエンテーションは3時間程です。

手元の資料とスクリーンのスライドを見ながら説明を聞く感じで進行します。

最初培養士さんから説明があり、休憩を挟んで看護師さんや受付の方のお話、最後に院長先生からのお話がありました。 

妊娠成立の仕組み、採卵方法、精子の濃縮、受精卵の培養、移植について丁寧にお話がありました。もちろんOHSSの説明もありました。

実際に採卵までのスケジュール感の説明もありイメージしやすかったです。

 

院長先生のお話は、静かで優しい口調ながらも熱意を感じさせるものでした。

最新の不妊治療の動向を語りつつも、

『不妊治療は女性への負担がどうしても大きいものなので、旦那さんはぜひ奥さんのお話を聞いたり、一緒にリフレッシュしたりとサポートしてください』

という言葉もありました。

忙しい先生なので、受診した時には私はあまり質問ができないでいます。

こうしてお話を聞けるのはとてもいい機会だったと思います。 

とにかく挑戦してみよう、という気持ちでオリエンテーションを終えました。

 

不妊治療にかかるということは、医療の可能性を信じることです。

子供が授かるかどうかに絶対はなく、今も全ては神のみぞ知る領域です。

経済的にそんなに余裕もないので、何度もとはいかないけれど

 一緒に信じて挑戦してくれる伴侶がいることに感謝しました。

同時に今までのひどい自分を懺悔いたしました。。。。(夫よ、すまない 汗)