妊活 〜体外授精〜 ②AMHの検査、採卵に向けて卵巣刺激開始(ショート法)
うっかり忘れていましたが、、、
オリエンテーションを受ける前になりますが、採血をしてAMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査を受けました。
発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、待機している卵の数がどのくらいなのか数値がでて、目安とします。
私は4.57ng/mLで、だいたい35歳くらいのホルモンの値だと診断されました。
年相応ということで、安心すれば良いのか良くないのか、反応に困るところではありますが、『まぁ、大丈夫でしょう〜』との先生の言葉を信じることとしました。
それから10日後の生理27日目に治療を始めるべく、受診しました。
まずは採卵へ向けて卵巣を刺激し、複数の卵子を育てます。
※卵巣を刺激する方法には大きく分けて3つあります。
・アゴニスト法(ショート法・ロング法)
費用が高い、刺激が強く副作用の可能性もある(OHSSの可能性あり)
採卵1回あたりの妊娠率は高い
・アンタゴニスト法
アゴニスト法よりは費用は抑えられるが移植のキャンセル率がやや高い
採卵1回あたりの妊娠率はやや低い
・自然周期・クロミッド法
副作用が少なく費用も最安だが、移植のキャンセル率が高い
採卵1回あたりの妊娠率が低い
私の場合、アゴニスト法のショート法で卵巣刺激をすることとなりました。
連日の点鼻薬と注射が始まります。
2〜3日おきに内診もありました。
◆ブレセキュア(点鼻薬)
効能:排卵を抑制して卵子の熟成をサポート
1日3回朝・昼・夜 1プッシュずつ(6〜8時間毎)
生理初日〜11日目の夜まで
◆ゴナールエフ(皮下注射)
効能:卵胞刺激ホルモン製剤で、卵胞の成長を助ける
生理3日目:ゴナールエフ300 + 内診
生理4日目:ゴナールエフ300
生理5日目:ゴナールエフ225
生理6日目:ゴナールエフ150
◆HMG(筋肉注射)
効能:排卵を誘発する
生理7日目:HMG150F×2 + 内診
生理8日目:HMG150F×2
生理9日目:HMG150F
生理10日目:HMG150F + 内診
◆HCG(筋肉注射)※採卵2日前の22:30に注射
効能:排卵を促す、黄体ホルモンの補充
生理11日目:HCG5000×2
注射のみの日は即帰れますが、内診もあると結構待ち時間が長いです。
最後の注射の日に、昼間病院から電話があり『22時に病院に来られますか?』と時間の変更を言われました。行きましたが、結局注射を打ったのは22:30でした。
スケジュールの調整もあったりするので、変更はやむなしのようです。
特に予定もなかったので、対応できてよかったです。
点鼻薬の副作用はとにかく眠くなることでした。
注射の副作用は打たれている時には特に感じなかったです。
皮下注射=チクっとしてそんな痛くない。看護師さんの腕にもよる。
筋肉注射=奥にズドンと痛い。。看護師さんの腕によるかもだけどとにかく痛い。
採卵数日前から卵巣が大きくなっているのが何と無く分かり、チクチクする感じがしました。激痛ではないので気にせず過ごしていました。
内診のエコー画面を診ても丸いものが複数見えたので「育ってるんだな〜(ワクワク)」と呑気に眺めたりしていました。
初めての事だったのもあり、新鮮な体験を日々こなすという感じでした。
人工授精よりもはるかに妊娠率の高さを期待できる治療を受けられることに期待感を持って挑んでいました。