妊活 〜体外授精〜 ④軽度のOHSS
卵巣刺激をショート法で行い採卵しました。
21個採ることができた代わりに、卵巣は腫れ上がっていました。
そのため新鮮胚移植はキャンセルとなりました。
採卵の当日に、痛み止めの座薬と抗生物質を処方してもらいました。
1週間程はポカリを1日1L程飲むようにとも指示されました。
もしやこれは軽くOHSSかと考えつつも、本人は呑気なものでした。
帰宅後は痛み止めが効いているのか、ご飯はモリモリ食べられました。
この調子だと採卵された痛みがピークなのだろうと思い込んでいました。
受精卵の成長を祈りつつ、無事採卵を終えて達成感でいっぱいでした。
今思えば、これが甘かったです。
翌日以降、胃痛、膨満感、頭痛、生理痛のような痛みに悩まされます。
お腹に軽く触れるとパンパンに張っていて痛みます。
起き上がって家事をしようと思いつつも、倦怠感でいっぱいです。
夕方のワンコのお散歩も、歩いていると苦しいです。
とにかく不快度MAXでの生活を強いられました。
(あっさりと家事の一切を放棄しました。 )
常にお腹がいっぱいなのに食事は喉を通ります。が、便秘してます。
ポカリもガブガブ飲まなければなりません。が、尿があまり出ません。
ムクムクと肥大化しているのがわかりました。
あっという間に体重は過去最大になりました。
採卵から9日後の内診にて『卵巣の腫れは山場を超えました』と言われました。
以下を処方されました。
◆クロミッド錠50mg 5錠
効能:排卵誘発剤
生理の5、7、9日目の朝に1錠ずつ服用
◆ユベラE 60錠
効能:血流を促進し、子宮内膜の増殖を促す
1日3回朝昼晩服用
◆ビブラマイシン 6錠
効能:抗生物質
1日2回朝晩
先生の言葉とは裏腹に、山場を全然超えた実感はなく不快度高めの日々を過ごしました。
採卵から11日後に生理が来ました。
人生最悪と言ってもいいほどの生理痛に苦しみました。
楽になったと実感したのは生理が来て4〜5日目からです。
空腹を感じ、便通も良くなり、尿もよく出るようになりました。
気分もスッキリして来た頃、お腹周りも若干ですがスッキリしました。
不快度MAX当時と比べると2kg体重が減りました。
(気分的には4kgくらい減ってるかと思ったんですが 笑)
卵巣刺激も採卵も初体験で必死だった分、痛みや苦しさに鈍感になっていたのかもしれません。冷静になって思い返すと、結構辛い体験でした。
軽度でこれなら重度のOHSSにかかってしまったら、それこそ死ぬ思いなんだろうと。考えるだけで恐ろしいです。